圧入解析方法その1:初期オーバーラップによる方法

まず、圧入させる部品を少し離してアセンブルしておく。

この時、両者は圧入させたい寸法にしておくこと(軸の方が太い)。

統合モードで必要な拘束条件をつけて独立モードに移行する。

要素を作成する。

メニュバーの編集/並進移動 でボリュームを選択し、最初のアセンブルで離しておいた分だけ元に戻す。(ボリュームを移動させれば内部の要素はついてくる)

   

移動させる初期位置座標を入力する(相対的なものなので 0 0 0でよい)

移動位置の座標を入力する。

下図のように2つの部品がオーバーラップするような(本来の)位置に移動設定された。

接触の設定をするために要素のビジビリティをOFFにする。

「接触」を定義する。

荷重がないと「接触解析」定義できないのでダミーの荷重を作成する。

   


解析セットの作成をする。

結果は以下のようになる。

以上、要素が粗いので応力分布がちょっと汚い。