ダイラタント流体
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2016年9月18日 (日) 20:34時点における最新版
擬塑性流体とは反対にずり速度が大きいほど、ずり応力が大きくなる流体を「ダイラタント流体」と言います。
例を挙げると、生クリームを作るときにかき混ぜるとだんだんと粘りが出てきますね。
かき混ぜる→流動大→粘りが出る→粘度大
流動を与えると粘度が大きくなるわけですから、吐出装置にとって厄介な流体であることは想像に難くありませんね。
【例:ミルクチョコレート、波打ち際の砂など】
擬塑性流体とは逆に、力を加えることにより、粘度が上がる流体を「ダイラタント流体」といいます。
代表的なものとしては、片栗粉と水を1:1くらいで混ぜ合わせたものがこれにあたり、現象として、そーっと流すと、水のように流れますが、これを棒でかき混ぜると、ぎゅっと締まって流れにくくなります。