ドーサ

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2016年7月31日 (日) 10:53時点におけるNima (トーク | 投稿記録)による版

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生の麻紙に絵具を置いていった時に、滲まない様に滲み止めをします。

そのために、膠液に、明礬を少々加えて作った、ドーサ液というものを使用します。

これを麻紙に引く事により、にじみ止めが出来ます。

日本画の場合、岩絵具の溶き方や、膠の溶き方など験に頼るところが多いですが、ドーサ液についても例外ではありません。

あくまで、初心者の人が教わる基本的な分量を紹介します。

明礬


ドーサ液の作り方

  • 膠液を作ります。濃度は、薄くしましょう
三千本膠一本、水1000ccに、明礬3~4g(溶け易いように、乳鉢で、細かく擂っておきます。)
膠液については、膠の溶き方のページを参照
  • 膠液が少し冷めたところで、明礬を入れて、よくかき混ぜ、完全に溶けたら、きれいな布で漉します
  • キッチンで使うボール等に氷を入れ、その上に、ドーサ液の入った容器を載せ、完全に冷めたら、ドーサ液の出来上がりです
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