ビンガム流体
提供: WIKI_force2
ある程度の力を加えないと流動しない流体を「ビンガム流体」と言います。
(または「塑性流体」)
SDカーブで見ると切片のある一次関数となります。
この切片を「降伏値」と言い、この降伏値以下であれば流動しない、降伏値を超えると流動を始める、となります。
【例:ケチャップ、塗料など】
バターはナイフで力を加えるとトーストに塗ることができますが、ある程度の力を加えないと動き出すことはありません。
このバターを流動させるために必要な力を降伏応力といい、その値を降伏値といいます。
特に降伏値を持ちながら、流れ出すとニュートン流体のように一定の粘度となる挙動を示すものを「ビンガム流体(塑性流体)」といいます。